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手作り防災グッズと聞いてまず思い浮かぶのが、筆者の場合は「防空頭巾」。戦時中の空襲下を逃げる人たちの多くが頭に被っていた映画などの映像を思い出します。座布団を二つに折って片方を縫い付けたものを頭に被るのです。それはシンプルかつお手軽で実用性充分な代物です。これを置いて手作り防災グッズはなく、また防空頭巾こそ、手作り防災グッズの雄たる存在であると思わずにいられません。
実際のところ、「手作り防災グッズ」で検索して、アマゾンの商品紹介のページに出てくるのは、いわゆる防空頭巾形状の現代版です。戦後何十年たっても変わらぬその事実には、改めて唖然とするばかり。いわゆる、手作り防災グッズとはいかに身近なものを利用するかということではないかと思います。
手作り防災グッズと備えあれば憂いなし
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防災の準備についても「備えあれば憂いなし」ということが言えます。そこで、防災グッズの準備や災害時の連絡方法や家族が落ち合う場所の事前確認といった具体的な課題があるのですが、災害の種類も様々です。いわばサバイバルへの対応といったことへの想定も必要かと思います。そんなケースに対応する心構えや【災害現場にあって「手作りの防災グッズを調達する方法」】について触れている書籍が存在します。
身近なもので生き延びろ―知恵と工夫で大災害に勝つ (新潮文庫) もその書籍の一つ。文体のおもしろさに定評があるようですが、内容はまさに、非常時に使えそうなものばかり。雑誌をヘルメットになどなど、いつ何時襲ってくるかわからない災害に対して、心構えを喚起してくれるコンテンツが充実していました。
防災グッズのイラストと画像
防犯グッズのイラストや画像を見るとそこに描かれている防災グッズとは、救急医薬品(救急箱など)・飲料水・食料・懐中電灯などの照明・ラジオ・防災シートなどとこれら収納して持ち歩く(担ぐ)ザック類で、防災グッズとはこれらのアイテムを指しているようです。ちなみに、救急箱(袋)の中身も問題ですね。救急箱と一言に言っても、「大工さんの救急箱」や「労働安全衛生法に準拠した救急箱」などがあるようです。これらが参考になるかどうか、災害を想定した救急医薬品の準備は入念であることが望まれましょう。また、防災グッズの各種入れ物については、既製品にたよるだけでなく、大小状況に応じて、手作りで工夫も凝らしたいものです。手作り防災グッズというキーワードは、災害・防災への意識付けの象徴でもあります。
その筋のお話では、防災には「自助」「共助」「公助」があると言います。まずは自らが自らを救うために「自助」で、災害発生から72時間をいかに凌ぐかが問題であるといいます。ちなみに共助とは被災者などの個人同士の助け合いであり、公助とは国などの施策におよるものです。このことから、防災グッズの要件として、災害発生からの72時間を凌げる内容であることが必須であるものと思われます。
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